• 鍼灸 腰痛

鍼灸

腰痛の鍼治療は腰のツボがポイントになります。ぎっくり腰のツボは、睛明、攅竹、人中、承漿、mb傷穴、腰腿点、腰痛点、後谿、懸鐘、委中、殷門などです。この中で委中以外を腰痛治療に使う場合は置鍼してから腰をひねったり前後に曲げて動かさせるのが一般的な治療法です。懸鐘や委中、殷門を使う場合は坐骨神経によって腰と通じています。

腰痛の原因は色々ありますが、腰痛でない場合があります。その代表的な例が尿管結石です。尿管結石は急に痛みがきて腰が痛くて全く動けないので、ぎっくり腰と紛らわしいのですが鍼をしても即効性はありませんから鍼をして効果がないときは、まず尿管結石と思って間違いありません。

尿管結石は、腎孟から落ちた石が、尿管に引っ掛かって炎症を起こします。尿の主成分は尿酸カルシウムやシュウ酸カルシウムです。シュウ酸はホウレンソウなどに多く含まれていますが、そうした酸と体内のカルシウムが結合すると核ができて結晶が成長し、それが腎孟から落ちるのです。やがてはこの石が尿管に落ちるのですがそのまま膀胱へすんなり流れて行かないのです。それは腎孟尿管移行部、外腸骨動脈交差部、膀胱壁部が狭くなっていて、そこに引っかかるからです。そして狭い管の中をゴツゴツした石が擦りますから管壁は傷付けられ炎症を起こして痛みが出ます。

尿管結石は前触れもなく突然襲ってくる痛みですからぎっくり腰と間違えます。尿管は腰の奥、大腰筋と腸の間で、腹大動静脈の近くにありますから腹の奥や腰の奥が痛むため、大腰筋の痛みと勘違いしてしまいます。次に腰椎の骨折がありますが、骨折も痛くて全く動かせないので、ぎっくり腰だと思ってしまうのです。なお、詳しく述べると膨大で大変なのでここでは割愛しますが、具体的な治療法として鍼灸では大腰筋への刺入方法や背中の刺し方などがあります。

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