• 子供 腰痛

Q13:子供にも腰痛はありますか?

A13:腰痛は上半身の体重を支える脊椎の柔軟性を保つために椎間板が常に荷重のストレスにさらされていて、椎間板に変性が生じて痛みを引き起こすのです。しかし、子供の場合は子供には変性という状態はほとんど見られませんから変性のない子供に腰痛は起こりにくい筈です。したがって子供の腰痛は大人の腰痛とは違いますから注意が必要です。スポーツをすると様々な原因で腰痛を引き起こすことがありますが筋疲労が主な原因です。また、思春期頃に腰をそらすと痛みが強くなる場合には腰椎分離症の疑いがあります。

反対に前屈みになると痛みが強くなるのは椎間板ヘルニアですが、小児の椎間板ヘルニアでは坐骨神経痛や神経麻痺、しびれではなく体の硬さとして出ることがあります。成長期に見られる腰痛の原因として多いのはタイトネス(筋肉の柔軟性不足)によるものです。これは主にはハムストリングと言いますが太ももの裏側にある膝を曲げるときに使う筋肉が硬くなっている状態です。成長期に見られるタイトネスの主な原因は筋肉の長さが骨の長さの成長について行かないためです。特にスポーツをする子供に見られる腰痛の殆どはハムストリングタイトネスです。

なお、脊椎に腫瘍が出来ることは稀ですが、類骨骨腫や骨芽細胞腫と呼ばれる良性腫瘍が脊椎に出来ることがあります。これは10歳以降に多いのですが、非常に強い痛み、特に夜間に強い痛みを生じます。通常のレントゲンでは見つからないことも多いので、このような場合には精密検査が必要です。

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