• 姿勢 腰痛

姿勢の大切さ

日常生活で立っていても座っていてもその姿勢が悪いと骨格や筋肉や内臓に余計な負担がかかりますから、これが原因で腰痛や肩こりになると考えられています。正しい姿勢は体にかかる負担が少なまりますから内臓の働きもスムーズになり、筋肉をバランスよく発達させ、関節や骨に無理することなく体重をかけることができます。また、背筋を伸ばすと全身に適度な緊張感が行きわたりますから、緩んだ筋肉が引き締まります。

正しい姿勢を維持するための筋群を抗重力筋と言いますが、この筋群は腹や背中、お尻や太ももの裏、ふくらはぎの筋で構成されています。そして、この抗重力筋が重心をとりながら、バランス良く働くと正しい姿勢を維持することができるのです。立っている時の正しい姿勢は、両足の踵を合わせてつま先は拳1個分あけて外側に向けます。頭が上に引っ張られるのをイメージして背筋をピンと伸ばし、軽くアゴを引き、背筋と膝をきちんと伸ばします。この時真横から見て耳から肩、股関節、膝、くるぶしを結んだ線が直線で描かれていることが理想です。次に壁を背にして、かかと、お尻、両肩、頭を壁につけて、そのまま一歩前に出た状態にしますが、出来るだけ背骨のS字湾曲を保つように意識しましょう。さらに、長時間立っている場合は時々体を動かして姿勢が変化するようにします。

椅子に座るときはお尻が背もたれに密着するように深く腰掛けて軽くアゴを引き、背筋をのばしてお腹をひっこめます。ひざがお尻より少し高く、足の裏がぴったりつくのが理想です。デスクがある場合には体と机の間隔を握りこぶしひとつ入る程度になるように椅子を引いて座ります。前かがみにならないである程度身動きがとれる程度の位置です。椅子の高さも調整して天板に腕をおろして肘が約90度になるのが理想です。背もたれが背中に当たっている状態にすれば猫背が防げます。車に乗る時も基本的には椅子に座るのと同じです。座敷や床に座るときは正座で座るようにします。あぐらや足を投げ出して座るのは腰に負担をかけてしまいます。もし正座が出来ないときは柱に寄りかかることで腰にかかる負担が少なくなります。

さらに、歩いている時にも正しい姿勢があります。歩くときは背筋を伸ばして軽くアゴをひき、自然に腕を振って上体をまっすぐに保ちましょう。そして、腰から前に出すように足を真っすぐ前に伸ばし、横ぶれがないように足のつま先で蹴り出します。最初に踵を着地させて次に親指のつけ根のふくらみを着地させるのです。歩幅は踏み出した足が着地する時に多少ひざが曲がる程度にします。そして、寝る時の正しい姿勢はリラックスできる姿勢が一番ですが、うつぶせの状態で寝るのは腰には良くありません。腰に痛みがある時は横向きでやや前かがみ(横向きエビ型)の姿勢で寝ましょう。仰向けで寝る場合はひざの下に枕などを置いて寝ましょう。

敷き布団は背中やお尻が落ち込みすぎない適度の硬さのものにしましょう。

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