推拿
推拿(すいな)は中国伝統の医療法で、単なる伝統医学に留まらず長年の臨床と研究を経て現在も中国の病院で用いられています。中国の病院には推拿科があり、凝りや痛みは勿論のこと体の不調全般にわたる治療や半身不随者のリハビリなどを行っています。
推拿を字の意味で見ますと、中国語で「推」は、「押す」という意味があり「拿」は「つかむ」とか「持つ」という意味です。さらに「按」は「軽く押す」ということです。推拿の効果は中国医学理論にしたがって、100種類以上もの手技を用いて様々な力で経絡とツボを効果的に刺激し、痛みを取ると同時に内臓の働きも調節し生理機能を回復させることにあります。
推拿の主な効能は、凝りや痛みの解消はもとより、様々な症状に効果があります。すなわち、骨及び軟組織の損傷に効果がありますから寝違え、頚椎の痛み、腱鞘炎、五十肩に効きます。さらに、テニス肘、腰痛、ぎっくり腰、腰椎間板突出、後天性のO脚・X脚などにも効きます。神経系統の疾病では頭痛、偏頭痛、神経痛、坐骨神経痛、不眠症などに効果があり、消化器系では慢性下痢、便秘などに効き、小児の疾病である後天的筋性斜頚、夜尿症などや、感覚器系では後天性斜視、眼精疲労など、さらには婦人の疾病である冷え症、生理痛、更年期障害などにも効果があります。

