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椎間板ヘルニア手術

椎間板ヘルニアの手術はいくつもありますが、その中でレーザー治療(PLDD)があります。これは保存療法と切開手術の中間的治療法です。椎間板ヘルニアでは椎間板の内圧が上昇し、ヘルニアの塊が神経を圧迫し痛みが発生します。レーザー治療は皮膚の上から数ミリの針を刺して椎間板中央の髄核にレーザーを照射します。レーザー照射によって蒸散した髄核は容量が減少して内圧が下がります。そこで椎間板の内圧を下げる事でヘルニアの塊を引っ込めて神経への圧迫を軽減させるという仕組みです。治療にかかる時間は10数分程度ですが、全ての椎間板ヘルニアに有効ではありません。ただし、入院の必要が無くて日帰りが可能である事や局所麻酔で行われるので体への負担が少ない事は大きなメリットです。

次に、ラブ法 (LOVE法)があります。これは全身麻酔をかけ、数センチほど切開して腰椎の一部を削って脊髄神経を圧迫しているヘルニアを切除、摘出する手術です。手術時間は通常30分から1時間くらいで、通常2日程度のベッド上での安静と、1週間から3週間の入院が必要になります。

また、全身麻酔をしで内視鏡を用いヘルニアを摘出する手術もあります。これは背部を1.5cm~2cm程切開して内視鏡と外筒管を挿入して内視鏡の映像を画像モニターで見ながら髄核を摘出するもので、手術時間は、1時間程度です。傷口が小さいので目立たなく、術後の痛みも軽いのが特徴です。さらに、全身麻酔をして顕微鏡を用いてヘルニアを摘出する手術があります。これは1.5cm~3cm程切開しますが、手術時間は、40分から1時間程度です。しかし1~2週間の入院が必要です。

その他、椎間板ヘルニアの手術には経皮的髄核摘出術 PN法がありますが、局所麻酔をしてX線透視下で背中に直径数ミリ程度の管を刺して鉗子を入れて椎間板の髄核を摘出する手術ですが手術時間は30分から1時間です。固定術 (前方・後方・後側方など)では手術で除圧したために不安定になった脊椎に対し、骨の移植や金属金具を使って椎体間を固定します。また、椎弓切除術は背骨の一部や靭帯を取り除き、神経への圧迫を取り除く手術ですが、手術後、数ヶ月は、コルセットの着用が必要になります。

どの手術方法がベストかはケースバイケースです。

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