Q10:40歳頃には腰痛になると言われていますが?
A10:腰痛にかかる年齢は40歳代がピークです。
年齢が30歳~40歳代に多い腰痛は急性腰痛症(ぎっくり腰)、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節症、脊椎すべり症、腰部脊柱狭窄症、変形性腰椎症などです。このなかで最も多いのはいわゆるぎっくり腰です。ぎっくり腰はなにかのはずみで急激な動作をすると起きる場合があります。また、環境によって腰へのストレスの度合いが異なりますから腰痛も個人差があります。妊娠出産の時期の女性の場合は腰痛を訴える人もいます。
ついでに見てみますと年齢が50歳以上に多い腰痛は慢性腰痛、変形性腰椎症、骨粗鬆症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節症、脊椎すべり症、腰部脊柱狭窄症などです。この年代では加齢に伴う代謝・筋力の低下や脊柱の変性による腰痛が増えます。椎間板の変性や骨密度の低下などにより様々な腰疾患がありますが、代表的な腰痛に変形性腰椎症や骨粗鬆症があります。
椎間板は弾力に富んだクッションのような組織ですが、これは中にある髄核に多くの水分が含まれているからです。しかし70歳ぐらいになると水分が減少して椎間板本来の弾力を失いますから、外から加えられる力で椎間板の中にある髄核を取り囲む線維輪に亀裂が入るようになります。そして、椎間関節の滑膜が炎症を起こす場合があります。

